買ってはいけない洗濯洗剤とは？プロがおすすめする洗剤も紹介

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ドラッグストアの洗濯洗剤コーナーに行くと、多くの種類の洗剤が売っています。

最近では粉末タイプ・液状タイプだけでなく、ジェルボールタイプなんて言うものも目にするでしょう。

種類が多すぎて、どの洗剤を選べばいいのか分かりませんよね。

今回は、買ってはいけない洗濯洗剤の特徴を解説します。

買ってはいけない洗濯洗剤の特徴とは？

「買ってはいけない洗濯洗剤なんてあるの？」と思う方もいるでしょう。

実は、買うべきではない洗剤には特徴があるのです。

その特徴はこちらです。

  • 洗剤のにおいが強い
  • 誤飲の可能性がある
  • 洗濯機の負担になるもの
  • 肌に対して刺激のあるもの
  • 環境に良くない成分が含まれている

では、順番に説明していきます。

洗剤のにおいが強い

パッケージに「〇〇の香り」などと記載されていますが、実はこの香りは洗濯物が乾いた後も強く残ります。

たしかに洗い立ての洗濯物が香っていると気分が上がるかもしれません。

しかし、においが強すぎたり柔軟剤と混ざった時に不快なにおいになる可能性があるのです。

最近では「香害」という言葉もあるくらいです。

においに敏感な人からすると、強いにおいは不快でしかないので気を付けた方が良いでしょう。

誤飲の可能性がある

軽量の必要がなく、洗濯機に１つ入れるだけで済んでしまうジェルボール。

洗濯をする身からするととても便利なものですが、子どもがおもちゃにして遊んでしまう場合こともあるのだとか。

洗剤は鮮やかな色をしていますし、手に取りやすい大きさをしています。

その際、ジェルボールを誤飲してしまうなんていう事故も起きかねないので保管場所には注意が必要です。

洗濯機の負担になるもの

粉末タイプの洗濯洗剤で、稼働中に溶けきれずに洗濯機に残ってしまうこともあります。

特に重曹や天然油脂の粉末洗剤は水に溶けにくい成分です。

洗濯機は人によっては毎日動かすでしょう。

溶けきらずに残った洗剤が排水ホースなどに詰まり、洗濯機の故障の原因になってしまうことも少なくありません。

洗剤より刺激の少ない重曹や天然油脂の石けんを使うのを否定はしません。

ですが、使用する際は液状タイプのものにするか、自身で水に溶かしてから洗濯機に入れることをおすすめします。

肌に対して刺激のあるもの

敏感肌やアトピー性皮膚炎の人で、洗濯洗剤に気を使っている人は多いでしょう。

肌に対して刺激のあるものは敏感肌の人からすると害でしかありません。

ピリピリしたり、肌が赤くなったりかゆくなったりする可能性があります。

肌に刺激を与える成分を含んでいない洗剤を選ぶことが大切であると言えるでしょう。

環境に良くない成分が含まれている

SDGｓなど、環境のことを考えた取り組みが注目されています。

洗剤の成分にも環境に影響を及ぼすものが存在します。

合成界面活性剤が使用されている洗濯洗剤は、川や海に流れ込んでしまうと魚に悪影響を与えてしまうのです。

メーカーごとに違いはあるのか？

買ってはいけない洗剤の特徴を紹介しましたが、メーカーごとに違いはあるのでしょうか。

大手有名メーカー4社を紹介します。

  • NSファーファ・ジャパン
  • 花王
  • P&G
  • ライオン

どのメーカーも一度は耳にしたことがあるでしょう。

それでは、解説していきます。

NSファーファ・ジャパン

ファーファといえばかわいいクマのキャラクターが特徴ですね。

製品シリーズを見ると、ベビー専用洗剤・作業着専用洗剤・一般衣類用洗剤とジャンルが分かれています。

ファーファはほかのメーカーと比べると、香りが目立つ特徴がある印象です。

花王

洗浄力のある洗剤やおしゃれ着の洗濯と言えば花王の洗剤でしょう。

花王の「アタック」や、おしゃれ着用の「エマール」は有名です。

商品名は同じでも、用途で様々な種類の洗剤を展開している花王。

香りが強い洗剤というよりは、洗浄力が強い、という印象です。

P&G

P&Gの洗濯洗剤と言えばアリエール。

そして柔軟剤は「レノア」が思い浮かぶのではないでしょうか。

P＆Gの製品は粉タイプの洗剤が存在しません。

アリエール、ボールドと使いやすい印象です。

しかしP&Gの商品は、ドラッグストアで並んでいる中で特ににおいが強い商品と言えるでしょう。

洗浄力には期待ができるものが多いですが、においに敏感な人には不向きかもしれません。

ライオン

ライオンと言えば、最近では「ナノックス」や「トップ」が有名です。

抗菌作用のある洗剤が豊富であったり、部分汚れ用の洗剤も多くの種類が販売されています。

香りに関してはあまり強くないようですが、部屋干し臭の防止で部屋干しトップを使う人も多いのだとか。

部屋干し洗いで頑固汚れが付く人にはライオンの商品が向いているかもしれませんね。

プロがおすすめする洗濯洗剤

メーカーごとに特徴を解説してきました。

プロ目線で目的ごとに選んだ場合、どの洗濯洗剤が良いのでしょうか。

  • コスパ最強「アリエール　ジェル」
  • アトピーや敏感肌なら「さらさ　無添加洗剤」
  • 無香料なら「サラヤ　ヤシノミ洗たく洗剤　濃縮タイプ」
  • 部屋干し中心なら「アリエール　ジェルボール４D　部屋干し用」
  • 洗浄力なら「オキシクリーンEX」

こちらの５点をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

コスパ最強「アリエール　ジェル」

生乾きや汗臭を一発で消してくれる洗たく洗剤です。

縦型でもドラム式でも使用可能な液状タイプの洗剤となっています。

そしてなんと、洗濯槽のクリーナーも同時に行ってくれるので働くママの味方であること間違いなし。

さわやかな香りで、弱アルカリ性の洗剤となっています。

アトピーや敏感肌なら「さらさ　無添加洗剤」

敏感肌に使用するなら「さらさ　無添加洗剤」が良いでしょう。

新生児から使用が可能で、ミルクや吐き戻しなどにもしっかり対応してくれます。

蛍光剤・漂白剤・着色料も入っていないため、アトピー症状の方や敏感肌には良いとされている商品です。

無香料なら「サラヤ　ヤシノミ洗たく洗剤　濃縮タイプ」

香料が入っているのが苦手な人には「ヤシノミ洗たく洗剤　濃縮タイプ」がおすすめです。

蛍光増白剤・漂白剤・香料・着色料・抗菌剤がすべて無添加なので香りが苦手な人だけでなく、敏感肌の人にも良いでしょう。

もちろん縦型にもドラム式にも対応しています。

弱アルカリ性の洗剤で、皮ふ刺激テストにも合格している優しくも洗浄力のある洗たく洗剤です。

部屋干し中心なら「アリエール　ジェルボール４D　部屋干し用」

アリエールの部屋干し用に改良したジェルボールタイプの洗濯洗剤です。

消臭効果が高く、さわやかな香りで洗濯物を仕上げてくれます。

花粉症の季節などで外に干せないときは部屋で干すしかありません。

部屋干し用の洗剤を使えば生乾き臭もあまり目立たずに済むでしょう。

洗浄力なら「オキシクリーンEX」

洗たく洗剤と漂白剤が1つになった「オキシクリーンHD　洗濯洗剤プラス　パックタイプ」。

オキシクリーンといえば衣類の頑固な汚れを落としてくれる粉タイプの商品が有名です。

生乾き臭もほとんどなく、洗浄力も抜群と言って良いでしょう。

まとめ

今回は買ってはいけない洗濯洗剤の特徴について解説してきました。

  • 洗剤のにおいが強い
  • 誤飲の可能性がある
  • 洗濯機の負担になるもの
  • 肌に対して刺激のあるもの
  • 環境に良くない成分が含まれている

また、大手メーカーの特徴やプロがおすすめする洗濯洗剤も紹介しました。

  • コスパ最強「アリエール　バイオサイエンスジェル」
  • アトピーや敏感肌なら「さらさ　無添加洗剤」
  • 無香料なら「サラヤ　ヤシノミ洗たく洗剤　濃縮タイプ」
  • 部屋干し中心なら「アリエール　ジェルボール４D　部屋干し用」

色々な種類のメーカーから様々な商品が展開されているので、どれを使うべきなのか迷うでしょう。

自分の肌に合った、自分が使いやすい洗剤を見つけてみてくださいね。