Bessho Tetsuya

COMMENT
祖母がピアノの先生で幼いころから多くのクラシック音楽に触れてきたことが、俳優としてもミュージカルの音楽的な原点です。そのクラシック音楽の世界の中でもドイツオペラの巨匠の人生を演じられるチャンスに俳優としても、音楽のファンとしても喜びを感じました。音楽、芸術、とりわけ自分の信じた世界観とそのオペラ創作に対して理想を追い続け、全てをかけるワーグナーの姿は、恋愛も生き様も、まさに、激動の時代の激情のせめぎあい!ルートヴィヒ2世との絆や、コージマへの愛。そして、人間臭い駆け引き。早く音楽の調べと共にどんな立体的な作品になるのか。そして、史実から見える景色、其々の登場人物の存在感、何よりも、ミュージカルとしての音楽。この作品自体が、創作されるプロセスで、俳優としてどんな旅が出来るのか?今からとても楽しみです。 また、『マイ・フェア・レディ』でご一緒した演出家のG2さんが、この作品から何を産みだそうとしていらっしゃるのか?その想いを、自らに重ね、具現化出来たらと思っています。 人間は理想と完璧を追い求める存在。そんな夢想家夢追い人の魂の叫びのようなものを、分かち合えたら最高です。劇場で新たなるミュージカルの誕生の瞬間を目撃に来てください。

PROFILE
別所哲也 1990年に日米合作映画『クライシス2050』でハリウッドデビュー。 米国俳優協会(SAG)会員。グランプリにジョージルーカスアワードを冠する米国アカデミー賞公認・国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」 を99年より創設。数多くの映画・ドラマ・舞台、ミュージカル『レ・ミゼラブル』『ミスサイゴン』『34丁目の軌跡』『コースト・オブ・ユートピア』『ナイン THE MUSICAL』『ELF-TheMusical』などの作品に出演し、近年では、『マイ・フェア・レディ』に出演。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」ナビゲーターを務めている。 第1回岩谷時子賞奨励賞、第63回横浜文化賞を受賞。映倫理事。